大好きな人と付き合う事ができたら、とても嬉しくて幸せです。
特に付き合いたての頃は毎日が輝いて見える事でしょう。
『何事も最初が肝心』とはよく言いますが、この付き合いたての最初が今後の付き合い方を決めるとても肝心な時期なのです。
この時期にお互いが様々な事に気をつけて過ごせるかどうかで、その恋愛を長続きさせるかが決まります。
そこで今回は、今後の二人のために付き合いたての頃に気をつけるべき事をご紹介します。
ぜひ参考にして、今後の付き合いに活かしてみてはいかがでしょうか。
デートではまずお互いを理解し合う
付き合いたての頃は、お互いの事をまだよく知りません。
ですから、まずはお互いの事をじっくり話し合う時間を作る事を心がけましょう。
賑やかな場所で騒ぐデートも楽しくて良いですが、静かな落ち着いた場所でお互いの仕事や結婚観、友人や家族の事などを語り合うのです。
このような内容を最初の段階でしっかり話しておく事で、お互いの考え方や価値観を理解し合う事ができ、深く長い付き合いへと繋がっていくのです。
お互いの事をしっかりと分かってからはしゃぐデートをする方が、お互いの喜ぶポイントや趣味趣向が分かっているので、楽しさも倍になります。
また、お互いの事をじっくり話すのであれば、どこで話すかも大切です。
お互いの部屋などで話せば、相手の趣味を知る事ができますし、掃除ができる人かどうか、料理はするのかどうかなども分かります。
お店や公園など、外で会う場合はどうしても人の目があるため、お互いが無意識に『外用の顔』になってしまいます。
しかし、部屋などの二人きりだけの空間であれば、お互いが『素の顔』でいられます。
そのような表情を見る事ができるのも、部屋で会うメリットでしょう。
他にも、遠出のデートや旅行なども二人の中を深める場所に最適です。
移動中にゆっくり話す事ができますし、旅の楽しさを二人で共有できます。
付き合いたてで、旅の始まりはぎこちなかった二人も、帰る頃には別人のようにラブラブなカップルになっている事でしょう。
これから続く長い付き合いの中で、二人の仲がマンネリ化して盛り上がりに欠けてくる時期もあるかもしれません。
そんな時に最初の頃に行った旅先に出かければ、当時の初々しさを思い出し、再びお互いの大切さに気付く事ができるでしょう。
ただし、デートでは男性側がリードする事を忘れてはいけません。
デート先や旅行の計画も彼女任せ、部屋で会う日も相手からの連絡待ちでは、彼女は『私と会うのが楽しみではないのかな』『もしかしたら頼りない人なのかも』と思ってしまい、最初から相手のテンションを盛り下げてしまいます。
彼女の意見も尊重しつつ、積極的に会う計画を進める事が、付き合いたてのデートでは一番のポイントとなります。
距離感を意識し、お互い無理をしない
デート以外にも付き合いたてのカップルが気をつけるべきポイントはお互いの距離感です。
想いが叶って大好きな相手と付き合う事ができ、テンションが最高に盛り上がってしまう最初の頃だからこそ、二人の距離感が大切になってきます。
まず、メールやLINEなどの連絡をするペース。
朝から晩まで引っ切り無しにメールやLINEが来ると、最初のうちこそ嬉しいかもしれませんが、数か月もすればどちらかがそのペースに確実に疲れてきます。
それが既読無視に繋がり、相手は『最初はちゃんと返してくれたに』と最初の頃と比べ、そのギャップに『もう好きじゃないのかな』と不安になってしまいます。
逆に、最初から全く連絡をしないのも良くありません。
恋人の元カレ(元カノ)がマメなタイプだった場合、どうしても前の人と比べてしまい、今の相手に対して不安や不満が出てしまいます。
ですから、距離感を意識して最初からほどほどのペースで連絡を取り合うのが良いでしょう。
お互いが無理のないペースを意識する事が大切なのです。
そのために、前述したように最初の頃にお互いがよく話し合い、ルールを決めておくのも1つかもしれません。
「1日に1回はメールをしようね」「寝る前のオヤスミコールだけはしたいな」「火曜と金曜は毎週残業があるから、なかなか連絡できないかも」など、最初からルールを決めておけば、お互いの気持ちの行き違いもなく、スムーズにコミュニケーションを取り合う事ができます。
メールやLINEなどのコミュニケーションだけでなく、付き合いたてとはいえ無理をしてまで会おうとするのも考え物です。
相手の事が大好きなワケですから、『ずっと一緒にいたい』『少しでも良いから顔を見たい』と思ってしまうのも分かりますし、悪い事でもありません。
しかし、遠慮せず思いに任せて無理にでも会おうとすると、どちらかの気持ちにも無理が生じてしまいます。
それがいつの間にか負担に変わり、別れに繋がってしまう危険性もあるのです。
遠慮のし過ぎやケンカ逃れは逆にキケン
とはいえ、遠慮のし過ぎやケンカの恐れ過ぎにも気をつけたいものです。
付き合い始めの頃に遠慮があるのは人として当然の事です。
最初から遠慮がないカップルは、思いやりに欠け、長続きはしないでしょう。
だからと言って、遠慮にも程度があります。
相手に遠慮をし過ぎてしまい、言いたい事も言えず、相手の意志や好みに全て合わしていては、最初はそれで良いと思っていても、いつしか我慢に変わっていきます。
にもかかわらず、ケンカになる事を恐れさらに我慢してしまうのです。
この我慢が爆発した時が実は一番危険なのです。
突然、今までの我慢をブチ切れられても相手は我慢をさせている意識がないため、全く理解できません。
結果的に最初で最後のケンカになってしまうかもしれないのです。
ですから、付き合いたての頃から、お互いの主張を上手に伝え合う事が大切になってくるのです。
不満や我慢はため込まず、小さなケンカも恐れることなく伝え合いましょう。
罵り合うだけの思いやりのないケンカは、お互いを傷つけるだけですが、お互いの関係をより良くするための前向きなケンカであれば、恐れず遠慮しないでした方がお互いのためになります。
この事を付き合いたての頃から習慣づけておけば、いつまでも仲の良いカップルになれるのです。
また、二人だけの記念日を作っておくのも、仲の良いカップルになるためにおススメです。
誕生日はほとんどのカップルがお祝いしますが、誕生日以外に『付き合った日』や『初めて手を繋いだ日』、『初めてケンカした日』など、二人だけの記念日を作っておくのです。
そうする事で、度々お互いの気持ちを確かめ合い、絆をさらに深める事ができるのです。
付き合いたてだからこそ不安にさせない
付き合いたてのカップルには、その時期特有の不安があります。
それは『本当に相手は自分の事が好きなのかどうか』という不安です。
先に告白した方からすると、『一応OKしてくれたけど、まだ自分の事をそれほど好きではないのでは』と思う事もあれば、告白された側も、相手が積極的に連絡をしたり話したりしてくれなければ『この人は私の事を本当に好きなのかな。遊びだったりして』等と考えてしまうかもしれません。
これは付き合いたてで、お互いが相手に対してまだ上手く愛情表現ができていない事が原因に挙げられます。
例えば、一緒にいても携帯ばかり触っていたり、仕事と言ってはデートをドタキャンしたりしていては、相手は寂しい気持ちになり恋人の気持ちを疑ってしまいます。
また、「私の好き?」と聞いても「そんなこと言わなくてもわかるだろ」と言われると、『どうして好きと言ってくれないんだろう』と不安になってしまいます。
そうならないためにも、まずは自分から恋人に言葉や行動で愛情を表現していくように心がけましょう。
携帯を触る前に「ちょっと急用で一件だけメールさせて」と一言声をかけたり、仕事でドタキャンをしてしまったら、次会った時に「この前はごめんね。お詫びに今日は特別な所で食事をしよう」とスマートに謝罪したりすると、相手は『私の事をちゃんと気にしてくれているんだな』と感じます。
また、「好きか」という質問に恥ずかしくて上手く答えられないのであれば、予め自分はシャイである事を伝えておくのも良いでしょう。
とにかく、付き合い始めだからこそ、お互いが不安にならないように気にし合う事が大切なのです。
付き合いたてこそプレゼントはよく考えて
付き合いたての頃に渡すプレゼントにも気を配りたいものです。
テーマパークでの思い出にちょっとした物をプレゼントするのも二人の記念になりますし、デートの途中で気になっていたものをさりげなくプレゼントするのも良いでしょう。
ただし、高価過ぎる物、相手の趣味に全く合っていない物、相手が使用できない物は避けるべきでしょう。
付き合って間もないのに、いきなり高級ブランドのプレゼントをもらうと、相手は引いてしまいますし、自分自身もスタートからハードルを上げる事で、今後のプレゼント選びが大変になってしまいます。
また、ナチュラルな雰囲気の物が好きな女性に、ハデな服をプレゼントしたり、大人っぽい雰囲気の女性に子供っぽいキャラクターグッズをプレゼントしたりすると、『私の事分かってないな~』と思われてしまいます。
他にも、金属アレルギーのために身に着ける事ができない種類のアクセサリーをプレゼントしたり、香水がダメな女性に香水をプレゼントしたりしてしまうと、嬉しくてもつけられないため、相手を困らせてしまいます。
逆に、相手の趣味嗜好に合った物や、センスの良い物、ちょうど欲しかった物などをプレゼントすれば、『自分の事をよく分かってくれているな~』と思ってもらえます。
もしプレゼント選びに困ったら、最初のうちは一緒に選ぶのが無難かもしれません。
そこで相手の好みを知る事ができますし、その買い物自体が二人の楽しい時間となります。
サプライズをしたい気持ちもあるかもしれませんが、それは付き合いが長くなってからの楽しみに取っておいて、まずは確実に相手に喜んでもらえる物をプレゼントするというのを一番に考えてみましょう。
付き合いたてでも適度に会う
付き合いたてとはいえ、ヒマさえあれば一緒にいるというのも、できるだけ避けた方が良いでしょう。
会いたくて仕方がない気持ちもわかりますが、会うのにも適度な間隔が大切です。
どんなに大好物の食べ物でも、毎日食べていれば飽きてしまうように、恋愛感情も毎日のように顔を突き合わしていれば、トキメキがそれだけ早く薄れてしまいます。
長い付き合いになれば、良い意味でお互いの気持ちは自然に落ち着いてきます。
付き合いたてのドキドキやトキメキは、その時期にしか味わえない特有の感覚です。
せっかくなら、少しでも長くその感覚を味わえた方がお互い良いに決まっています。
そのためにも、たくさん会いたい気持ちをグッとこらえて、お互い適度な間隔で会えるように心がけましょう。
付き合いたては『焦らずゆっくり』が大切
このように見てくると、付き合いたての頃には気をつけておきたい事がたくさんあるというのがお分かり頂けたのではないでしょうか。
デートに始まり、コミュニケーションの取り方や不安への対処法、プレゼントに至るまで数え上げればまだまだあるかもしれません。
とにかく、付き合いたての頃に大切なのは『焦らない事』です。
誰でも付き合う時はいつか別れると思って付き合いません。
長くずっと付き合っていきたいと願います。
だからこそ、焦らずにゆっくりとお互いの事を理解し合っていけば良いのです。
付き合いたての時期は、二人の明るい未来のための準備期間として捉え、心に余裕を持って過ごしていくことが、何よりも大切なのかもしれませんね。
コメントを残す